「園芸で使った土をどう処分すればいいのか分からない」
ベランダや庭で植物を育てる楽しみの一方で、不要になった土の処分方法に困っているという声を多くいただきます。
特に高齢の方や、集合住宅にお住まいの方にとっては、大きな悩みの種です。
実はこの“土”、法律上は「廃棄物」として扱われないため、行政による一般ごみ回収の対象にはなっていません。
つまり、現状では墨田区内で不要になった園芸用土を捨てることができないのです。
こうした課題を受け、私は昨年度から「園芸用土の回収制度の導入」を議会で提案してきました。
その一歩として、昨年の「すみだまつり」では試験的に土の回収を実施したところ、想定を上回る多くの方にご利用いただき、非常に好評をいただきました。
また、直近では「すみだ環境フェア」においても園芸用土の回収を実施することが決定しました。
6月15日(日)10時〜12時、ひがしんアリーナ駐車場にて回収を行いますので、ぜひご活用ください。
近隣の台東区では、すでに隔月で地域を巡回して園芸用土の回収を行う仕組みが整備されており、墨田区でもぜひ取り入れるべきと考えています。
今年度の予算特別委員会では、この課題についてさまざまな角度から議論を重ね、墨田区としても回収頻度を増やしながら試行を進めていく方針が示されました。
私は引き続き、本会議や委員会での提案を通じて、区内での定期的な園芸用土の回収が実現されるよう働きかけてまいります。